第二十六番札所 金滝山 清水寺

第二十六番札所 金滝山 清水寺 (栃木市)

 

ぶどう農家が集中するぶどう団地の中心辺りに、清水寺への案内看板がある。
関東平野を見下ろす高台に建つ寺で、眺めは爽快。桜峠や晃石山へと続くハイキングコースの中にあるのでリュック姿の人も多い。


創建は天平年間(729~748年)、行基の開山と伝わる。
別名「滝の観音」と呼ばれる十一面千手観音菩薩立像は、近年解体修理が行われ、文永二年(1265年)の製作と判明。

観音堂の案内には「鰐口の下に立つと奥の証明が点灯し、観音立像が拝観できます」とあり、歴史ある像が秘仏でないのがありがたい。ガラス戸越しになるが、右手にぶどうを持つお姿をいつでも拝観できる。


「東国花の寺」に加盟する寺で、ロウバイやサクラなど四季折々の花が楽しめる。


  所在地とアクセス



[住所] 栃木県栃木市大平町

     西山田3427
[電話] 0282-43-3863


 交通

JR両毛線「大平下」駅から徒歩約1時間(約3.5km)。JR両毛線、東武日光線「栃木」駅南口から栃木市営ふれあいバス岩舟線(日に8本)にて「かかしの里」下車、徒歩約15分。

 


近くのぶどう農園でのぶどう狩りは、品種によって6月上旬頃から始まり10月中旬頃まで。


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